五十嵐義秀

2021年3月30日2 分

IELTS(アイエルツ)の学習

最終更新: 2021年3月31日

オンラインでIELTS(Academic Module) のライティング対策を始めた方から下のような質問がありました。


🤔「テキストに高齢化を表す "age"という語が "ageing"となっていますが、"aging"のミススペルですよね?」

🤔「辞書を調べると ageing→agingとしか書いていないので、ミススペルのような感じに見えますけど。」


ブリティッシュ イングリッシュなので、少々不思議に見えますね。

"ageing"を私の所有している辞書複数を使って調べると

  • (英)→ aging

  • a British spelling of aging

  等の表記でブリティッシュ イングリッシュではこのように書くと表記されてます。


IELTSは、ケンブリッジ大学英語検定機構ブリティッシュ・カウンシル(英国文化振興会)が作成するので、テキスト等で使用されるスペルや語彙はブリティッシュ イングリッシュになっていることがあります。


その生徒さんのテキストをさっと見てみたら、"knock-on effect"と言う語もあり、"knock-on"もブリティッシュイングリッシュで使われた場合、意味が少々変わる場合があります。

複数の辞書で調べると以下のように書いてあります。(簡単に書きます)

辞書1:"knock-on":ノックオンすること 

辞書2:"knock-on":連鎖的な(英)

辞書3:"knock-on":(British English)have a knock-on effect: to start a process in which everything that happens causes something else to happen

辞書4:"knock-on":[British] If there is a knock-on effect, one action or event causes several other events to happen one after the other.


IELTSの学習はもちろん、英語上級の方々へはブリティッシュ イングリッシュにも慣れてくださいとお伝えしています。

よって、辞書も複数利用して意味だけではなく用法も調べ、そして国よって意味が変わったりする語にも注目していただくと、より深い学習ができます。


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お知らせでした。

#IELTS #ブリティッシュイングリッシュ

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