五十嵐義秀

2021年2月10日2 分

形容詞:限定用法と叙述用法 "professional"の使い方

最終更新: 2021年2月11日

今回は、ある単語 "professional"についての話題です。先日、ライティングの授業で話題になりました。

この"professional"、よく見る単語で、意味もすぐ分かります。では、「きちんと使えるかどうか」です。語学をきちんと学びたいという方は是非読んでみて下さい。

でも、今回のポイントは、この"professional"という単語ではなく、「形容詞:限定用法と叙述用法」です。


職業という観点のみで "professional" という単語を辞書で見てみます。

professional: 形容詞(限定用法):職業の、専門職の、

professional: 名詞(可算):本職、プロ


今回ここで注目するところが、「限定用法」です。

形容詞の用法をここで身につけましょう。ここでは、よく使う形容詞 "beautiful"を使います。


①形容詞限定用法:(限定形容詞)+(名詞)※必ず名詞を伴います

例:She has some beautiful flowers in her hands. (限定用法の形容詞)+(名詞)

②形容詞叙述用法:(補語)

例:The flowers she has in her hands are beautiful. (叙述用法の形容詞:補語)


「私はプロフェッショナル(プロ)です。」と書きたいとします。

"I am professional."

と書いたとすると、 "professional" の語は補語(叙述用法)として使用しています。しかし、職業の話で"professional"という語は「限定用法だけ」ですので、"professional"を「プロです」という形容詞で使用できないということになります。(書いても意味は通じますが、、)


先程の理由により、「プロです」を可算名詞である "a professional" を使用して、

"I am a professional."

と書きます。これでOK。


辞書を使い、形容詞を調べた場合、

「限」,「限定」,「限定用法」, (adjective noun) , (ADJ n) その他イロイロあり

と書いてあったら、それは「限定用法の形容詞」を表します。語学を今後専攻する予定の方、興味を持った方は、今後の参考にどうぞ。


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お知らせでした。

#限定用法の形容詞  #叙述用法の形容詞

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