
英会話では、堅い表現を学習する機会は少ないと思います。
会話でしたら、「くだけた言い方」「丁寧な言い方」を学習します。
英文ライティングの場合、
「フォーマルな書き方」
「堅い書き方」
が中心です。
先日、上級ライティングの生徒さんから質問がありました。
「彼女は、私が歌う事を好まない。」を英文にした場合、
"She doesn't like me/my singing."というように、
「me(目的格)」 か「 my (所有格)」で表すことは分かりましたが、何か違いがあるのですか?
という良い質問がありました。答えは、、、「あります。」
所有格で表す方が「堅い文章」になります。
「意味上の主語」を表すとき、堅くしたかったら、所有格をどうぞご利用下さい。
また、主語の場合もお伝えします。
「歌う事はここでは認められていません。」
"Singing is not allowed here."
上の英文を「あなたが歌う事」にします。
「あなたがここで歌うことは認められていません。」
Your singing is not allowed here.
通常、主語の動名詞につける意味上の主語は、「所有格」です。
以上、「意味上の主語」のお話しでした。