五十嵐義秀

2021年1月3日2 分

be afraid of / be scared of ... どちらも「~を怖がる」だけど、「怖がるレベルが違う」を把握すると使い分けできるかも。

最終更新: 2021年2月4日

2021年が始まり、4日(今日)から通常授業に戻りました。

早速本日、1月に英検を受験する生徒さんのエッセイをチェックしていたら、、

「~が怖いって、be afraid of - / be scared of - があるじゃないですか~。辞書見ても同じような例文があるから意味一緒ですか~?」

という質問がありました。


今日実際に辞書を見てみると、

[・afraid of - (~を怖がる、恐れる、~されるのではないかと怖がる)]

[・scared of - (~を怖がる、怯える)]

、、、何?同じ?


そして例文、

私は犬が怖いです。:I am afraid (scared) of dogs.

、、、何?同じ?


こんな書かれ方をしていたら全く同じになってしまいます。辞書、説明を知らない人の立場になって書いてもらいたいです。


afraid/scared 共に日本語では「怖がる」でしょうが、以下のように思いっきり分けて見ました。怖さの違いを感じ取ってください。

・afraid: 不安で怖がって(怯えて)いる(ソワソワしている感じ、少々ビクビク?)

・scared: パニックになっている、又はなりそうな怖さ、もうアカンくらいの怖さ(かなりビクビクしてガクガクしたり、ギャーッ!って感じ)


というわけで、「私は犬(という存在)が怖いです。」は、" I'm afraid of dogs."が普通でしょうね。犬という存在が怖くて(不安)でいる状態ですから。

"I'm scared of the dogs."と言ったら話が分かるような気がします。目の前に犬が何匹かいて、その犬が私をかなり怖がせているのでしょう。

ちなみに、「私は幽霊(という存在)が怖いも "I'm afraid of ghosts." ですね。実際に目の前に幽霊が出て、「ギャー!その幽霊達が怖い!」だったら、"I'm scared of the ghosts."となりますね。


あ、それと、映画やお話しの中でも、「怖がらなくても大丈夫。」というセリフでも二つありますね。

"Don't be afraid."(不安そうで、じっとこちらを不安げに見ている人に対して言っていました。)

"Don't be scared." (救出に行ったら、相手がかなり怖がっているので、落ち着かせようとしていました。)


と、いうわけで、afraid/scared を使いやすくするためのブログでしたが、役に立ちました?

使い分けが難しい単語を "afraid" しないで("scared"じゃないよ)どんどん使ってみたり、調べたりしてください。上達しますよ!


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お知らせでした。

#afraidとscared #beafraidof #bescaredof

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