大学入試対策の自由英作文で「経験: experience」の語を使う際に、「experience: 不可算」 か「experiences: 可算」にするか迷う生徒さんが多いようです。
例えば、「コンピューターの経験」は "computer experience" か "computer experiences" なのか。
「仕事の経験」は"work experience" か "work experiences" なのか、、等
"experience"を辞書で調べると、
experience: 経験・体験〈不可算名詞〉 (具体化した場合〈可算名詞〉)
上のように、またまた「具体化」という言葉が出てきてハッキリ分かりません。具体化っていまいち分かりません。
さんざん迷った結果、説明よりも意味を分けてみました。
experience: 不可算名詞 (触れたことのある経験)
experience: 可算 (起こった出来事)
このように分けると、今までのように迷わなくなるようです。
「コンピューターの経験」や「仕事の経験」は、出来事ではなく、「触れたことのある経験」になります。よって、"experience"を不可算名詞で使用します。
"computer experience"
"work experience"
以上が適切となります。もし、"computer experiences""work experiences"と書いたら、コンピューター使用上、または勤務上で何かが起こったような意味になってしまうということです。
また、"a great experience" "an unforgettable experience" などのように形容詞がつくと可算になります。
ちなみに今回の画像、先日「そば打ち体験」をしたのでソバ画像にしました。