生徒さん本人や親御さんからこのような質問を時々頂きます。恐らく、英語学習に力を入れている方々は同じ考えをお持ちではありませんか?
「洋画を見るようにしているんですが、たくさん見る方がいいですよね。」
「洋画を見るって英語の勉強になりますか?」
「洋画見ても何言っているか分かりません。」
「洋画を見るときって、字幕入れた方がいいでしょうか。」
以前のブログで、私がリスニング、ボキャブラリーの為に洋画、海外のTV番組を見ていた事をお伝えしましたが、今回改めて書こうと思います。
洋画(もちろん英語版)を見ることは大変参考になります。皆さんのお好きな洋画をどんどん見てください。学習の為に、「これを見てください!」ということは私からはしません。私の好きなジャンルが皆さんに必ず適しているとは思いませんから。
私の洋画の見方をお伝えしようと思います。参考になればと思います。
1、好きな映画、気になる映画をピックアップ。
(私の場合は、サスペンス、ミステリー系、ラブストーリー系は苦手)
2、字幕一切なしで1回見る。
(聞き取れるだけ聞き取ってみる)
3、字幕なしで2回目を見る。
(先程より聞き取れる範囲が広がると思います)
4、できればもう数回同じ事を繰り返す。
(最初よりは結構聞けるところが増えていると思います。
5、これ以上聞き取れない、どうしても何を言っているか分からない、というところで、全編を改めて英語字幕を出して見る。
6、知っているはずなのに、聞き取れなかったところもあると思いますが、それは耳慣れでしょう。英語字幕にして「何その言い方?」「未知な単語・熟語」に遭遇した場合は、ノートに書き、辞書等でしらべて活用できるようにする。
以上が私の映画で英語学習法です。一番多く見ている映画は小学校のころから見ているので、もう、数十年間見続けていることになりますね。回数は100回を軽く超えているはずです。当然そこまで見ていれば、セリフも覚えてしまいます。
ここで注意点です。
映画のセリフは、「映画の世界」なので、「大げさ」な表現や「非日常的」な表現が使われます。
日本映画やドラマもそういった場面はございませんか?例えば、、
「君、それは~~じゃないか。」
「冗談はよしてくれ。」
「そうか、では、そうするよ。」
「君、~~してくれたまえ。」他、、
その他いろいろありますが、これらは「映画、ドラマの世界」でしたら、おかしくありませんが、日常生活で言われたらどうでしょう?ちょっと「え?」となりませんか?
映画の代わりというわけではありませんが、映画俳優、ミュージシャンが受けているインタビューは結構聞きました。その人の素の言葉ですから、普段の生活に使っても殆ど問題ありません。
こういったインタビューは、CDやYouTubeでも聞いたり、見たりすることは可能です。CDでしたら、英文や訳が載っていますし、YouTubeなら運がよければ字幕が出ます(正確でないときもあります)
みなさんもご自分の合った方法を探してみて下さいね。
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