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五十嵐義秀

under/underneath/below: これらの前置詞を「下」で覚えていると、使う時困りませんか?

更新日:2020年12月12日


前回、above/over/on(上) に関するブログを書きました。今回はその逆、under/underneath/below(下)に関する話題です。

 もし、先程のabove...をお読みでない方は、是非そちらもどうぞ!今回の話題は前回と共通するところがあり、関連付けていますので、是非。

"beneath"も入れる予定でしたが、今回もザックリ、スッキリ分けるために削除しました。フォーマルな語だということだけお伝えしておきます

 ところで、under/underneath/below、、改めてこれらの語をしらべると、「下を表す」事は分かりますが、ごちゃごちゃ書いてあり、結局違いがいまいち分からないと思います。

 

 前回同様、絵を描きました。進歩していない絵をご覧ください。under/underneath/below(下)のイメージです。

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①under: ある物体から「真下の下」

例)Your bag was under the chair you sat on.

 あなたのカバンはあなたが座ったイスの真下にありました。

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②underneath: ある物体から「下の方のどこか」、「下辺りのどこか」、「覆いかぶさった下」

例) I think I left my bag underneath the chair I sat on.

私は私が座ったイスの下辺りに私のカバンを置いてきたと思う。

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③below: ある基準などからの下、言いかえれば、「~より低い」。このように覚えれば、必然的に:高度、温度、基準等に使用すると思います。

例)It is ten degrees below zero now.

 今は氷点下(氷点より低い)10度です。

例)An airplane is flying below the clouds.

 飛行機が、雲より低く飛んでいます。

 

今回の話題をまとめると、

under: 真下

underneath: 下辺り、覆いかぶさっている下

below: (基準等から)低い

このくらいはっきり分けるとどうでしょう?

 

"under"は使いやすいですし、一番よく利用されると思います。

"underneath"は、結構前に電話で、

「きのうのパーティーで財布を忘れたかもしれないんだけど、昨日使ったテーブルの下辺りをみてくれない?」と聞かれた時、この"underneath"を使っていました。

"below"は、ある用紙記入時、「よく書いてあることをお読みになり、点線以下をご記入ください。」と言われるときに、"below"は使われますね。

 英文を読んでいて、under/underneath/belowが出てきたら、どのような状況で使われているか、しっかり見てみるのも良いと思います。

 

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