比較級「~より・・」、一部の形容詞は、 なぜ"than"ではなくて、"to"なの?
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  • 五十嵐義秀

比較級「~より・・」、一部の形容詞は、 なぜ"than"ではなくて、"to"なの?

更新日:2020年12月12日


 11月に入りました。朝も寒いですが、夜中帰宅する時も結構寒いですね。昨日夜にヒーターを出しました。そしてみかんを食べました。

「昨日のみかんは、一昨日のみかんよりも甘かった。(比較級)」

 

 中学生で学習する「比較級: -er than」、そして、高校生で学習する「比較級」、、、(ゴメンナサイ、たくさんあって書ききれません!)は、覚えたり、活用できるようにするには少々困難な場所だと思います。

 高校英文法の中で、「~より」が"than"ではなくて、"to"になるものがあります。

・senior to -(~より年上)

・junior to -(~より年下)

・superior to -(~より優れた)

・inferior to -(~より劣った)

・major to -(~より大きい)

・minor to -(~より小さい)

・prior to - (~より先、優先する)

・posterior to -(~より後)

 数が多くないので、「覚えれば?」と言われたら、それまでです。

 

しかし、

「えっと○○の場合って"to"でしたっけ?あれ?"than"だっけ」

 と、なってしまう生徒さんもいらっしゃるので、なぜ、"to"なのかを知れば、先程のようにはなりにくいと思います。

 先程の形容詞の例、、、どれも語尾が、"-or"で終わっていますね。通常、形容詞を比較級にするには、"-er"です。

"-or"で終わるものは、「ラテン語形容詞の比較級に由来したもの」です。

「ラテン語の形容詞・・・」を覚える必要はありません。英語を専攻したり、深く知りたい方は覚えておきましょう。でも、これだけは覚えておきましょう!

「比較級形容詞、"-or"で終わるものには、"to"をつける!」

 

ちなみに、【prefer:~を好む】もラテン語由来の動詞で prefer A to Bのようにthanを用いていません。

 

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